ドイツの新幹線ICE

ICEは、「Inter City Express」の略ですが、ドイツの高速列車のことです。
また、ドイツ鉄道の旅客列車における最上位の列車種別でもあります。
車両は、試作車も含めますと、いくつかのバリエーションがあります。
TGVとは違って、客車を連接構造とはしていません。
座席の間隔が広く、オーディオ設備を設けてあったり、食堂車も連結されていたりで居住性が高いのが特徴となっています。
各編成には編成番号とともに、フリードリッヒ・シラー、カール・ヤスパース、あるいはハンナ・アーレントなど、始発・終着の町や地方にゆかりのある人物の愛称が付けられていることが多くなっています。
ICEは、最高時速300Kmで走る高速列車ですが、なめるように静かに走行するICEの乗り心地は最高で、清潔感と開放感のある車内は、まさにアメニティです。
車両は数種類あって、古い年式のものと最新のものではかなり印象に差があります。
ICE-Sprinterは、重要都市間を運行する特別ICEです。
停車駅が極端に少ないですから、所要時間は短いのですが、特別料金として片道10~15ユーロ必要となります。
最初に登場したのが、幹線用の「ICE-1」です。
ICE-1は、TGVと同じく、両端2両が電気機関車で、12~14両の客車で編成されています。
ハンブルク-フランクフルト-ミュンヘンと、大都市を結ぶルートで運行されています。
「ICE-2」は、形状としてはICE-1とほとんど変わりませんが、電気機関車1両に7両の客車で編成されています。
ICEが大きく変わったのは、ICE-3からと言われています。
それまでの機関車方式を止めて、4M4Tの電車タイプに変更となっています。
この変化は、鉄道先進国である日本の新幹線の影響も少なからずあったと言われています。
見た目にも、先鋭的なスタイリッシュなものに刷新され、従来に比べますとずいぶんとイメージが変わっています。
これで、最高速度330km/hでの営業運転を目指していると言うことです。
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