秋田新幹線

秋田新幹線は、ミニ新幹線方式により、盛岡駅から秋田駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線およびその路線を走行する新幹線車両の列車の通称です。
盛岡駅から大曲駅までは田沢湖線、大曲駅から秋田駅までは奥羽本線となっています。
なお、線路形態の関係上、大曲駅でスイッチバックを行います。
盛岡駅から東京駅まで東北新幹線と直通運転を行いますから、広範囲的には「こまち」が走る東京駅-秋田駅間や「こまち」自体も秋田新幹線と呼ばれています。
E3系新幹線電車は、山形新幹線400系と同じく、新幹線と在来線を乗り換えなしで結ぶ新在直通運転の第2号として1997年に登場しています。
秋田新幹線は、田沢湖線盛岡-大曲間、奥羽本線大曲-秋田間の線路を新幹線と同じ幅に改良して造られています。
このため、E3系は400系の車体と同じように一般の新幹線車両よりも一回り小形になっていて、収納式のステップが施されています。
また、新幹線区間ではE2系「はやて」や「やまびこ」と併結して走行し、最高速度は275km/hの高速運転が可能となっています。
昭和48年に奥羽新幹線の基本計画が決定されたのですが、国の財政悪化や鉄道輸送の低減などによって実現の可能性は閉ざされようとしました。
しかし、建設費を低く抑えて時間短縮や乗換解消を図ることができる手法が考案されたのです。
それがミニ新幹線方式です。
これには、さまざまなメリットデメリットがあるのですが、この方式を最初に採用したのは山形で、平成4年に福島-山形間が開業しました。
それから5年を経て、盛岡-秋田間でもこの方式が採用され、秋田新幹線の開通となったわけです。
なお、この呼称はあくまでも愛称で、正式には田沢湖線と奥羽本線です。
まめ知識として、こまち号のE3系車両は、JR東日本の所有ではなく、秋田県が出資して設立した「秋田新幹線車両保有(株)」が保有しているものです。
JR東日本にリースするという形態を採用しているということです。
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